PTA役員さんと先生のアレコレ。役員になると有利なのかな?
今回のブログは、PTA役員さんについてのことを書こうと思っているのですが、一つだけ前提を書かせてください。
学校によります。
これは、うちの学校でのPTA役員さんについて、管理職でもなく、主任でも担任ですらない一介の一教員から見たお話です。
役員さんを引き受けるメリットとして、先生との顔つなぎがあるような感じがしますが。
実は、そんなことない…気がします。
うちの学校は、PTA業務は教頭管轄で、それより下がってくることは滅多にありません。会計監査くらい?
教頭とは仲良くなれるのかもしれませんが、副担任の私から見たら、誰なのかすらわからない。
普通先生との顔つなぎといえば、子の担任や学年主任、部活顧問かなと思いますが、
先生側からすると、役員をやってくれてることには大変感謝ですが、うちの学年の役員さん誰だか覚えてないし、顔見ても誰の家族か分からないし。
よっぽど、部活の車出ししてくださった方が、覚えます(苦笑)
あと、役員をやったら先生方の間で知名度が上がるのは間違いないですが、
その仕事ぶりによって、諸刃の剣です。
例えば、学校側から依頼した仕事を、PTA側で断ってきました。(おおう、超最近の実話)
すると、「そうなんだって(←言ってることは事実だけなんだけど、言い方によって感情を加えて下さい)」とネガティブな方向で、役員さんの名前が広がります。特にトップあたり。担当が決まってればその辺も。
断られることが複数回続いたり、逆に無茶な要望が来たりすると、それらに共通する原因(に近いもの)を、学校側なりに追求したりします。
それが、学校側から見て「うん、それはPTA側からの一方的な判断で、譲歩してはくれないんだね」と判断しうると、つい、子どもを見てしまいます。
そして、子どもにいまひとつの点があった場合、「あの子の親だからね」と強烈に印象に残る、と。ネガティブな意味で。
もちろん、一人に集約しませんよ。
ただ、PTAの決め事は一人では決めないじゃないですか。
だから地域色のせいにすることも、なくはない。
そしてうちの学校はちょっと残念なところがあります。泣
個人的には、保護者の顔を覚えざるを得ないっていうのは、お金の未納、生徒が欠席傾向、生徒の(対人、生活面)トラブルで面談、生徒の問題行動に親の姿がちらつくパターン、喋ると強烈な個性を発揮されるとか…電話の頻度や時間帯…服装は、インパクトあり過ぎれば覚えますけど、それよりマナー違反の方が目立ちます。
それも、生徒関係なく「ここの保護者は」って大きなくくりで捉えがち。
…うわ、うち残念。
成績優秀だから、問題ないから、のお子さんのご家族は、学校に必要以上に来ないでしょうから、私には覚えられません。
ある意味、覚えられてないほうが正解なんじゃないかって、個人的にはすこーし思います。
あと、個人的にはその2。
何かあった時、役員やって顔を覚えておいてもらった方が、声かけてもらいやすいのでは?と思ったあなた!
何かあった場合、少なくともうちの学年は、即電話です。声かけてもらいやすいとかじゃなくて、何をしてでも探してでも声をかけます。多分、人が多いから探しにくいとか時間かかったりとかするのです。顔がわからないから探しにくい→探すのやめよう、とはなりません。仕事してる方にでも履歴残す。だから伝わるまでの時間差はあるかもですけど。
何かなくても、ご家族にお会いした場合には、生徒さんの様子を交えてお話するよう、うちの学年の担任たちは準備してますし、副担任も話題提供したり心配したり。(おしゃべり学年)
そこに、役員か役員じゃないかの差はありません。生徒により必要性により、です。
あと、個人的にはその3。
役員仕事が、自分の仕事や家事から離れた[余計なもの]なのは充分承知です。
だから、PTAの役員さんに感謝はしてるんです。
でも、子どものための、学校運営のためのPTAだと思ってるんです。
だから、学校(教頭が言うことは校長の決裁を経ているので、教員の総意ともなります)のお願いしたことを通してくれないとなると、学校運営を手伝ってくれない→子どものためのお願いなのに手伝ってくれない→子どものことより自分のことかよ!とも読み取りえます。
例えば、今年は駐車場係をお願いしたいと言って、「去年はなかったのに」今年からお願いしたい、去年までお願いしてた受付は今年は生徒にやらせて対人スキル学ばせたいんです「でも無理です」となると、
ああ…駐車場係はやりたくないのね…外寒いからかな、花粉症だからかな、面倒だからかな、危ないからかな、保護者の分担のやり直しが面倒なのかな、ともかく、生徒にやらせたいこちらの話は全無視で、そちらの事情しか言って来ないのね。
と受け取ります。お心当たりがありますか?
結論。
PTA、やるなら頑張ってください。
子どもたちのために、よろしくお願いします。
私たち教員も頑張ります。子どもたちのために。