勝つ理科と楽しい理科。選ぶなら、失敗も成功も、何でもとりあえずやってみる理科。
今朝、仕入れた情報で。
うーん、と考えてしまいました。。。
この「生産性に関する本をブログで紹介した」その記事を見て、私は早速ライングループを全無視(既読にするのは誰かの前で)することにして。
時間は短くなったものの何かを捨ててる気もして、自分らしいバランスを模索しないとな、と思ったところだったのですが。
※こちらの先生のことを否定非難その他ネガティブなメッセージを書きたいのではなく、「私と先生の立場や考え方は違うんだと思った」くらいに読み取っていただけたら。
勝つ理科=理論重視、試験対応。楽しい理科=実験重視、と仮定してみると。
私は、勝つ理科も楽しい理科も伝えられない。
私は、学会の先生にも塾の先生にもなれないし、でんじろう先生にもなれない。
なりたくないというと負け犬だけど、そして負け犬なんだけど。
私がなりたいものは私が教わりたい先生だ。
実験もやるけどテストの点も取れるのがいいのだ。
実験は代表者だけだったり、範囲だからと言ってみたことない問題が出て来るのはイヤなのだ。
実験はやるならみんなで。試験は見たことあるものから。この気持ちが私の教材研究を支えてくれます。
私が思う理科は。予想とか色々するんだけど、上手くいかず壁にぶち当たってもがいて。みんなで寄ってたかってやる割に、早い者勝ちで権力者優位で。時間が腐るほどかかって。実験ノートは真っ黒なのに世界の微々たるものしかわからなくて。でも出た成果が現実に応用でもされた日には飛び上がるほど嬉しい。そういう、実は人間性の巣窟。
自然なり宇宙なり、全てのものは人間の与り知らぬところで回ってる。理科はそれを知りたい「人間が勝手に作り出した営み」なんじゃないかと思ってる。
単に、試験で点を取るとか、遊びで楽しい不思議だとか、そういうのでは完結しないような。
うまく書けないなー。
理科がそういうものだから。理科の授業でも、試行錯誤も、トライアンドエラーも、ありだと思うのよね。
マニュアルを学ぶとマニュアルから離れられない。
楽しさを経験せず、あんまり失敗させるとやる気を失う。
もっともだと思うんだけど…こう、勝つか楽しいかにこだわらず肩肘張らずに、生徒さんにいろいろあげて、こうなるらしいよ〜さぁ頑張れ〜というのでは、ダメですかね?
実験上手くいって喜ぶ生徒さんの姿、とても見たいんだけどさ。でもそれを完璧に追求するのは私にはまだ現実的ではないような。
テストの点が取れて嬉しい生徒さんの姿、とても見たいんだけどさ。それでテストを易化(「いか」って読むんだ!)するのも、定期テスト以外が上手くいかなくてもいいのも、違うよね。
そこが、先生の考え方の違いと予算の都合の分かれ目ですかね。あと私の場合は、力量と準備時間の都合も込みで。
バランス難しい…
やりたいことで、やれることをやるのみか!