私に出された宿題の話。
全てのことに、私なりの代案を立てよ。
もうお互いに異動してしまった、前任校の上司からの宿題でした。
あなたのキャリアでは、そろそろ、学校のいろいろに「自分だったらこうする」を仮想する必要がある。
担任、主任と上げていくなら、自分の大事にしたいことや、自分なりのプランを持って、子どもや同僚に表現していく必要が出てくる。
いつか自由にできるようになった時、育休や子育てとの両立経験を含めた自分らしさを、存分に発揮できるようになるといいですね。
…みたいなことだったと思います。@自己評価面談
メガネの奥の優しい眼差しの中に、ブレない真っ直ぐな光が見えて、「はいかイエスしか言っちゃいけない。」って思ったのを覚えてます。
注意されると、いや、単に上司というだけでも、過剰反応過剰萎縮する私にとっては、緊張しかしないお相手ですが、やはり女性管理職の凄さね。
当時何の制度もないのに管理職とは、どれだけ苦労されたかと思います。
その重たいお話ね。
私にとって、子育てはキャリアダウンとかマミートラックとか、ネガティブなものだし今も少しそうなんだけど、
価値づけてくれたのはこの方でした。
あの時は、私は自分の能力が評価されていると思っていたし、いやむしろ身に余る評価だったし、周囲の方々に励まされ勇気づけられ、そのおかげで頑張れた。特に主任、有り難かった。
だからあの学校には何となくいい印象。
クレームから守っていただき、どうしてもダメな時にも一緒にやっていただいた。リスクマネジメントも最強だった。初めての学年成績、絶対忘れません。(私なりの理由も聞いていただいた上で、修正っていうのは、相当目をかけてもらったのだと後で分かりました)
実は、この言葉をタイトルに入れて、記事を書かないことで、この2年この言葉を見続けてきました。
特に去年8月以降は、この言葉を支えに、命削ってきました。
本当に削ったよ。
居場所はここしかない(キャリアが重なり性別が重なる同じ教科は置かないと、私は思ってたから、去年4月理科に戻れない覚悟をした)と思ってたし、時間も能力も限界まで捻出したつもり。
その証拠に家がダメになったでしょう?w
この4月、その必要もなくなった。
今年は楽だし、全ての経験は通用しない。
全てがゼロになって今マイナスしか残らなかった、身勝手な絶望と共に、この思い出を記事にして手放します。
学歴とか免許とかあって、単にプライドが高いだけ。
なんのこともなく、経験も積めてない、ただの能力不足なんです。
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拾ってくださったこと、いろいろな方に出会わせてくださったこと、感謝しかありません。
そんな出会いが、再び、小学校で訪れようとは!
今年は授業参観行こうかな。