ながいセンセの机の上

中学校理科の最前線ポータル、元ワンオペ3児のママ先生・ながいセンセのブログ

答え合わせがしたい。子どもと関わる時意識していること

ゼミの話を通して、

ママである自分も大事に思う先生。

理科の先生なんだけど、ちょっと生徒さんの心に近づきたいと思っている先生。

という私の立ち位置が伝わっていると嬉しいです。

 

中学校の理科の先生って、私の中では3パターンに分かれています。

①理科の専門分野を追究して、発見発明までするような博士

②理科の指導法に長けていて、生徒の理科好きを心底嬉しく思う師匠

③理科は専門で、かつ、生徒の心理に詳しくて生徒指導とか響きまくる住職(…!)

大学で農学を志したときは、完全に①になりたかったのですが、今の私は③寄りの②を目指しているようです。もしくは第4の選択肢…④子育て中心なので、勤務時間でお給料をもらうサラリーマン、か。

その感覚でいるから、7年もの育休を、先方の都合を置いておいて取得できる面の厚さ。(いえ、制度で保障されているので、何ら非難される覚えはありません。でも、そういうことじゃないでしょ、って大体の人は感じるよね。。。)

 

でもおかげで、私の基本的な子ども観がこの7年でつくられたようです。

それが、みんな「答え合わせ」したいということ。

自分がどう感じるかさえ、合っているか間違っているのかを、誰かに聞いてみたい。多数派がいいのか、少数派がいいのか、その選択は個人によるけれど。そして、指向するものと違った時に、どういう行動に出るかも、個人によるけれど。

そんなときありませんか?ご両親どうですか?ご家族は?

 

私はもともと、徹底的に超絶ドライなタイプなのですが、この7年のお陰で、『共感を得たい』は少しずつ分かってきたつもりです。

こういう出来事があって、私こう感じたんだけど、そう感じてしまうことって間違ってはないよね!私の状況なら、そう思うのは自然でしょ!誰かも同じことがあったり同じ気持ちでいたりしないかな?

…みたいな。

集団の怖さみたいな、空気感みたいな、微妙で掴めないものもはらんでいる。

意外と個人主義で、個々の状況に寛容なのがクール。なのに、群れたくなる気持ち、もしくは、一人ぼっちになりたくない思いの間で揺れることもある。

この繊細さは、当事者としてその場にいないとわからないよね。

 

せっかく掴んだこの見方を武器にして。

私は子どもたちの「答え合わせ」の糸口を探す手伝いをしたいと思います。

 

もともと、直さなきゃなと、思うことでもあるのだけど。

相手と対面する中で、ポジ→ネガの変換を瞬間的にして、言葉にしてないはず・行動になっていないはずの罵詈雑言や外し、マウンティング等を妄想してしまうのが、私の悪い癖。(そして、1分未満の出来事で涙目になって年単位で延々と引きずるのも悪い癖…)

逆にそれは、言葉の内容の表面的なところだけじゃなくて、言葉選びや視線、声、態度で、相手の心のあり方の可能性を追求できるかも、と良く考えてみる。そうしたら、相手の欲しい答えに少し近づける気がする。

 

私は「答え合わせをしたいのはわかるけど、あなたの答えはあなたが決めるものだよ」というスタンス。でも、あなたの答え探しに、私の頷きが必要なら。助言が必要なら。見守りが必要なら。できる限り手伝いたいなぁと思うんです。

ただ。答え合わせしたいってのは、大体、相手があることだからさ。

あなたが欲しいものズバリとはいけないかもしれない。

 

と、先日保護者会でのやりとりを気に病んで、新学期まで何も言わず外に出ないようにしようと思う私の弱々しい決意表明でした。

何も言わなくって新年度うちは回らなくなるかもしれないけど、それは保護者会とは別問題だものね。